nyancotan's diary 天体写真 in Hokkaido

スカイウォッチャー DOB GOTO12 ドブソニアン と C14 ★天体写真 & 徒然 ★ ほぼ毎日更新

霧が漂う中で彗星は厳しい 2020 V2

今朝は晴れ、も未明はどんより鉛色

気象衛星をみると・・昼過ぎ位まではかなりの好天に恵まれそう

昨日は一日晴れていたので、今日は稲刈り日和でしょうか

さて新しく購入したカメラ PENTAX KF ですが、これまでの K-01 との違いが大きい

例えば「アスペクト比」、写したものの縦横の比率が変更できず永遠に「3:2」のまま

これまでの K-01 では、複数の選択肢があってイメージに合わせて変更が可能

「3:2」と云えば今時の映画館や DVD 等の映像と同じ比率

ある意味、世界共通のアスペクト比なのかも知れませんが、どうも自由度が無い。

写真を写すのは「人間」、見るのも人間・・個人の感情が写し込めなければ伝わらない

どうしたものか。。

  霧の中に浮かぶ 2020 V2 ZTF 彗星 09月15日03時28分 ISO12800 20秒 12枚核基準合成

なぜに彗星の頭部を中央にもってこないのか?と誰もが疑問に思う一枚・・。これには訳があって、オリジナルの画像ではちゃんと中央に写しているのですが、画像処理が DSS では上手くいかず RejiStax Ver3 で合成したところ、画像の右半分が欠落した合成画像が出来上がりました!?理由はよく分かりませんが、アスペクト比 4:3 の画像を処理して、こんな目に遭ったことはないので、原因はおそらくアスペクト比の中にあるよう。。

仕方がないので、その画像から彗星部分を 4:3 でトリミングしたのが上の画像になります。ゆえに欠落した右側を含める事はできず、こんな変な一枚になりました。

これも合成処理が DSS で上手くいかなかったのがそもそもの原因ですが、昨日 UP した NGC924 付近は霧の影響が小さく、星像が締まっていて DSS ですんなり処理ができていますので、霧や低空で星がゆるゆるにならなければアスペクト比に関わらず DSS は処理をしてくれます。その点では安心しています。

まぁそもそも論で霧の中、更に低空の天体を撮るのは普段やらない事なので、これも自己責任ということです。

と・・ネットから PENTAX KF のマニュアルをダウンロードして読んだ結果、インターバル撮影の設定や、このアスペクト比のことが判明しました。何事も、何歳になっても勉強だ・・。

   夕景 09月15日17時41分 まだ太陽は沈んでいないのですが、姿は???

         えだまめ 収穫 09月15日 これで二本分です。