nyancotan's diary 天体写真 in Hokkaido

スカイウォッチャー DOB GOTO12 ドブソニアン と C14 ★天体写真 & 徒然 ★ ほぼ毎日更新

スピカ望遠鏡 二連装で月と土星を

今朝は晴れ、も・・本道西方には雷を時々ならせる雨雲の列

これがすんなりと通れば予想も簡単なのに、東へスッと動く気配がない。

今夜は科学館で天体教室 & 手作り望遠鏡で月と土星の観察

晴れてくれないと・・一応、予想資料では 15時以降は次第に雲が減り 18時頃には晴れ!

本当かな~~まぁ良くなることを信じて準備

その前に・・今日は解説資料を一緒に行う別の講師の方が作成

なので、その資料に沿った内容で私も話を進めないと、聞いている方々が困惑

では困るので朝一に科学館へ出向き、解説資料を一部もらう予定

さて昼間の作った望遠鏡で「月(半月)と土星」が無事にみられるでしょうか・・。

        赤道儀に同架したスピカ望遠鏡(二連装)・・過去写真

岩見沢市の郷土科学館は、面白い事に建物の壁面が「南北」に向いていて、その周囲の舗装面にある線状に埋め込んである金属が、同様に南北になっています。

上の写真で三脚のあいだを貫く線のようなものがそれです。

なので真昼間でも、この線を頼りに赤道儀を南北にほぼ正確に設置することが可能です。しかも舗装面は水平なのでレベルを気にする必要もありません。

ゆえに何百倍でみるのとは違い、35倍のスピカ望遠鏡の追尾なら精度は担保してくれます。

あとは暗くなって月と土星をそれぞれに導入すれば OK!予定の 1時間位なら視野から逃げることなく追尾し続けます。なので誰がどんなタイミングで来ても、すぐに目的の天体を見せられる。そんな感じです。

今日は「月」は南の低空に、「土星」は南東の低空にありますので、西側の望遠鏡で土星を、東側の望遠鏡で月を見てもらう予定です。

昨年までの「土星木星」に比べれば、少し導入も楽になるとおもいます。

沢山の参加者に自分が作った望遠鏡の良さを知ってもらいたいと思います。頑張ろう!

        夕景 09月22日17時54分 日没 22分後の空です。