今朝はどよよ～ん、どん曇り
昨夜は雪は降っていましたが、気温は零度付近と暖かく？積もりませんでした。
という事で今夜から明日朝にかけて撮影です。
幾つか明るくなっている彗星も撮りたいと思います。
NGC404 アンドロメダ座 楕円-レンズ状銀河 E-SO 10.1等 10月12日19時15分
同 ピクセル等倍でトリミング 上は C13+れ オリジナル領域
上の画像のオレンジの巨大球体が恒星 アンドロメダ座 β（ベータ星）ミラクです。その右上にある輪郭のぼけた球体が NGC404 、写真で撮ると明瞭に存在を示しますが、これを望遠鏡を使い「目」でみると、微かで、存在に気付かないかも？という銀河です。
みえずらくしている最大の要因は、そばにある明るい星 2等星 ミラク・・これが人間の目ではオレンジ色に輝きキラリと目立ち、明るさが 1/400 以下のぼんやり銀河がみえてきません。
でも見る方法があります。大切なのは「一生懸命に探さない」です。
要は「存在をみつけるのではなく、感じる」これが唯一の方法です。ちょっと神がかっていますが、要領を身につけると、この銀河に限らず暗い銀河がどんどんとみえる様になります。
世界に目を向けた時も、表立って目に見えるものと、その影に隠れて見えないものがあります。
大切なのは「何が真実で、何が正しいのか」を自分で感じる事です。そのためには普段から大きな力の陰で犠牲になっているものの立場と歴史を知る必要もあります。時に流されてもいけません。
折角、今を生きているなら「人間」として、どう物事を捉えるべきか、少しで良いので考えて欲しいと思います。
