nyancotan's diary 天体写真 in Hokkaido

スカイウォッチャー DOB GOTO12 ドブソニアン と C14 ★天体写真 & 徒然 ★ ほぼ毎日更新

23日夜、困難な状況

おはようございます。

昨夜、出だし好調も

21時には 1等星しか見えない空に急変・・強制終了です。

私の嫌いな「層雲(Stratus)」が拡がりました。

淡い期待も見事に裏切られ、そして今も「どんより」です。

唯一撮れたのが「火星・土星」・・でも、先日よりはスッキリ感が今一

困難な目標の前に、更に立ちはだかる「低い雲(St)」・・疲れます。

と云う事で昨夜は「こんなん」でした。おそまつ!

f:id:nyancotan:20140624055854j:plain 火星 06月21日20時18分 拡大撮影

DOB GOTO12(30cm反射 Or9mm+2×テレコン ISO1600 HD 60fps 330コマ合成)

※ この火星を撮影したときの中央点、火星面経度ωは294度。ちょうど大シルチスが見えています(写真下側の黒い大きな三角の模様)。そして北極冠(写真上側)は、北極冠付近から縁に沿って白い雲(霧?)がのびていて、どこに北極冠があるのか?埋もれて判らないほどでした。白い雲(霧)は大シルチスの下側にも広がっており、一見すると・・こちらが北極冠?と見間違う様な感じでした。だんだんと地球と距離が開いて、一番大きく見えた頃(4/14)に比べると、視直径※1が 2/3 になっています。by PENTAX K-01

※1・・視直径(しちょっけい):地球から見たときの「見かけの大きさ(直径)」。当然、惑星そのものは大きくなったり小さくなったりしないが、見かけの大きさは地球との距離の変化に伴い大きく変わる。特に「金星・火星」では見かけの大きさの変化が大きく、その差は 5倍余りに達する。