nyancotan's diary 天体写真 in Hokkaido

スカイウォッチャー DOB GOTO12 ドブソニアン と C14 ★天体写真 & 徒然 ★ ほぼ毎日更新

時代を超えて IAU 100年記念シンポジウム & 123P

今朝は曇り空、日中は青空が戻りそうですが、夜には再び日本海から雲が流入

ここしばらくは・・「晴れ朝晩曇り」、そんな天気が続きそうです。

巧くいくと 14日夜~15日朝、雲の少ない状態で切り抜ける可能性もありますが・・

どうでしょうね。。裏切られるパターンなので、余り期待せずに、です。

さて国際天文学連合発足から、今年で100年という節目にあたり様々な事業が計画

本邦では、以下のシンポジウムが開催「無料・予約なし」で参加することが出来ます。

ーーーーーーーーーーーー以下、JAAA 茶木さんよりーーーーーーーーーーーーー

茶木です。
今週ご案内しました。IAU100年記念シンポジウムですが、
・事前申込等 申し込み不要
・会費無料
・当日直接会場にお越しください。
・5/27(月),28(火)の両日とも、博物館の通用口をご利用ください。

詳細は下記をご覧ください。
http://www.jaaa.sakura.ne.jp/JAAA-IAU100/IAU100_SCJsymp_flyerA4-s.pdf

また、周囲の方々への拡散もよろしくお願い致します。
                        ☆茶木

On Tue, 07 May 2019 17:43:16 +0900
Keiko Chaki <astrokay-77@tea.odn.ne.jp> wrote:
> ーーーーーーーーーーーーーーー記ーーーーーーーーーーーーーーーーー
>
> *「天文学の100年:過去から未来へ
>   ― 国際天文学連合100年記念シンポジウム ―」の開催について
> (※概要版、当日までに内容が変更する場合があります)
>
> 主催:日本学術会議物理学委員会天文学・宇宙物理学分科会/IAU分科会
> 共催:日本天文学会、自然科学研究機構国立天文台、宇宙航空研究開発機
> 構宇宙科学研究所
> 後援:日本天文協議会
> 日時:2019年 5月27日(月)13:00~17:00(予定)
>         5月28日(火)10:00~17:00(予定)
> 場所:国立科学博物館講堂(東京都台東区上野公園)
>
>
> プログラム:
> 第1日目 2019年5月27日(月)13:00-17:00
>
> 13:00-13:20
> 1.はじめに:開催趣旨と故・海部氏への追悼
>   林 左絵子(国立天文台)[20分]
>
> 13:20-15:00
> 2. 日本の天文学の発展:これまでの100年とこれから
>  2-1 これまでの100年(地上)  岡村定矩(東京大学) [30分]
>  2-2 これまでの100年(スペース) 井上一(元JAXA/ISAS) [30分]
>  2-3 ロードマップ(将来計画)  山崎典子(JAXA/ISAS) [10分]
>  2-4 「生まれ続ける新たな宇宙像」 須藤 靖(東京大学)[30分]
>
> 15:00-15:20 休憩
>
> 15:20-16:20
> 3. 市民の天文学
>  3-1. 渡部潤一国立天文台)[30分]
>  3-2. 山岡 均(国立天文台)[30分]
>
> 16:20-16:50
> 4. 社会とつながる天文学: 公開天文台プラネタリウムの大発展
>  4-1. 井上 毅(明石市立天文科学館)[30分]
>
>  全体質疑応答・コメント[10分]
>
> (17:00 終了)
>
> 第2日目 2019年5月28日(火)10:00-17:00
>
> 10:00-10:30
> 1. 分野を超えて広がる学問
>  1-1. 村山 斉(東京大学)[30分]
>
> 10:30-11:30
> 2. 科学で夢を育てる
>  2-1. 縣 秀彦(国立天文台)[30分]
>  2-2. 青野由利(毎日新聞) [30分]
>
>  午前中質疑応答・コメント[10分]
>
> 11:40-13:10 休憩・昼食
>
> 13:10-14:10
> 3. 天文学と地域社会とのつながり
>  3-1. 大西浩次(長野工業高等専門学校)[30分]
>  3-2. 高橋真理子(星つむぎの村)[30分]
>
> 14:10-14:40
> 4. 学術コミュニティと大型望遠鏡・共同利用、国際連携
>  4-1. 交渉中 (JAXA宇宙科学研究所)[15分]
>  4-2. 吉田道利(国立天文台) J-GEM [15分]
>
> 14:40-15:25
> 5. 新時代の国際共同を見通す
>  5-1. 小林秀行(国立天文台)[30分]
>  5-2. 秦 和弘(国立天文台)EHT [15分]
>
>  午後前半 質疑応答・コメント[10分]
>
> 15:35-15:50 休憩
>
> 15:50-16:50
> 6. 日本の長期的な学術政策と天文学の未来のために(全体討論)
>   (司会:渡部潤一
>  6-1. 船田 元(自由民主党)交渉中      [5~10分]
>  6-2. 新妻ひでき(元文部科学省政務官公明党)[5~10分]
>  6-3. 古賀ゆきひと(国民民主党・新緑風会)  [5~10分]
>
> 16:50-17:00
> 7. まとめ:岡村定矩(東京大学)[10分]
>
>                         (以上)
> ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

平日ですので、仕事をお持ちの方は難しいかもしれませんが都合の良い方は是非

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123P ウエスト・ハートリー彗星 05月04日21時52分 ISO6400 30秒 19枚彗星核基準合成

この彗星が発見されたのは「昭和63年」そして平成を経て、令和の空に輝いています。今の時代、ご長寿の方なら 4つの時代を過ごしている方もいるのでしょうね。あの「はやぶさⅡ」だって平成に打ち上げられ、令和元年 6月に、再びリュウグウタッチダウンする予定。まぁ西暦で言ってしまえば、何も変わっていないのかも知れませんが・・。この 100年で天文学の常識は、激変したかもしれません。私が子供の頃に良く聞いた「惑星は望遠鏡を使うと大きさがあって、丸く見えたりするけど・・星(恒星)は世界のどんな大きな望遠鏡を使っても光の点にしかみえないんだよ、それは、星がとても遠い所にあるからなのさ」・・なんてフレーズも、今時は全く通用しません。星は丸く見え、その表面の明暗までわかる時代。また「地球みたいな人の住む星は宇宙を探しても見つからないかも知れない」・・なんてのも昨今では、惑星を持つ恒星は極普通で、まだ知的生命体と接していないだけ。。これまでの 100年、これからの 100年、どんな常識が作られるのでしょうね。興味が尽きない処です。。あっ、それで・・

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 気象衛星ひまわり(高頻度衛星画像 可視画像)05月10日15時撮影 by 気象庁HPより

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      PM2.5予想資料 by NHK HPより (05月10日15時予想)

わかるでしょうか・・沿海州から南東にたなびく霞、そうです PM2.5 が予想資料の通り日本付近へはびこり始めています。元凶は図をみれば歴然ですが、まぁ仕方がありません。50年前の日本もこんな調子でしたから。このあとも北海道付近は冷涼な極からの綺麗な空気にしばらくは包まれそうですが、東北南部よりも南では、PM2.5流入が続くようです。月も大きくなる頃なので少し救われますが、惑星を撮られている方には残念なお知らせかもしれません。どうにかならんか「世界の中心を叫ぶ国」なら、宇宙開発をする予算のほんの少しをこちらに向ければ・・。