今朝も曇り空、札幌方面を見渡すと雨を落としている雲が幾つもみえています。
「尾流雲(びりゅううん)」と呼ばれる姿で雨雲の下に居なくても判断ができます。
雨雲のレーダーをみると、規模の小さなものですが、相当するものが確かにあります。
北海道では、今「核のゴミ処分場」を巡って小さな町が揺れています。
処分場を作ることができる地層なのかを調査するための文献調査への応募です。
文献調査を受け入れると 20億円が交付されます。さらに進めて地質調査で更に 20億
実際に建設するかは知事の判断もありますので、現実論からいうと困難な課題です。
ですが、そこまでの過程へ応募すれば 40億円の交付金を手にすることができます。
小さな町にとって 40億円というのは、とても魅力的です。
学校も役場の庁舎も道路整備や漁港の整備を進めても余りある額となります。
当然、公共工事が増えれば近隣の市町村を含めたあらゆる企業が潤います。
40億円を使い果たすまでの間は、その恩恵を受け続けます。
裏を返すと「核のゴミ処分場」を建設する意思がないのが真意でも
40億円を国から交付されるシステムだということです。ちょっと変ですね・・。
今、小さな町を含めた近隣の市町村、漁業団体、もちろん地元住民が揺れています。
地下深く埋設される核のゴミ、一万年先に至るまで誰が管理をするのでしょう??
不思議な処分場に揺れるのも、また不思議です。
NGC404 アンドロメダ座 楕円ーレンズ状中間銀河:E-SO 10.1等 08月23日21時58分
画像に写る巨大な橙色の物体は、私が C14 で写す最も明るい星かもしれません(月・惑星を除けば)。その明るさは 2等星、流石に目の悪い私でも肉眼で認めることができます。その右上に離れて輝く丸い天体が NGC404 、ミラクゴーストとも呼ばれる銀河です。この銀河は、1500㎜ F5.0 の GOTO DOB12 でも C14+レデューサー で肉眼で覗いても、その姿を認めることができます。位置も正体も知っているから、少々見づらくても探すとみえる時もあります。望遠鏡でみると「星」は、あくまで点で明暗の差がある程度、この写真の様に丸く巨大にみえる訳ではありません。一方の銀河は、この画像を淡くした感じで大きさも、こんなイメージで見えています。写真は現実と非現実が混ざり合った世界です。目に見える 40億円と、想像もつかない 一万年先・・人は眼に見えるものに囚われる弱い生き物、核のゴミ問題、どんな判断がなされるのでしょうね。
夕景 09月16日17時37分・・昨日は、思いのほか雨が降りました。。外れです。反省