nyancotan's diary 天体写真 in Hokkaido

スカイウォッチャー DOB GOTO12 ドブソニアン と C14 ★天体写真 & 徒然 ★ ほぼ毎日更新

80年ぶり・・は、何時?空飛ぶ円盤 NGC4565

今朝は雨の中、各所の点検 & 取水口のゴミ上げ

今日も北海灌漑溝に面する第一揚水機場の取水口は大量のゴミ(雑草・小枝 etc)

昨日夕方も多かったが、なぜか早朝も溜まっている。

中には木の枝、掴むと「痛っ!」トゲのあるニセアカシアの枝、軍手を超えて手に・・

想像するに・・幹線(北海灌漑溝)に被さるように伸びている枝を刈り払い機で

それが流れにのって行き着く先が私が担当する取水口へも

ちなみに私が暮らす地域でも、幹線の草刈りが明日予定されている。と聞いている

場所は、私が担当する取水口よりも下流域、流れに乗る草も枝も、下流へ・・

なんて幹線一帯で一斉に行われるなら、上流から私の担当する取水口へ、少し気が重い

とりあえずゴミが増えて既に数日、あと数日は多い状態が続くと覚悟しよう

 NGC4565 かみのけ座 渦巻銀河:Sb 9.6等 03月18日21時15分 ISO12800 13秒 15枚合成

      同 C14+れ オリジナル領域 上はピクセル等倍でトリミング

大きな円盤です。中心部の両脇(上下?)に大小の星が重なる様に輝いています。銀河を分断する様に暗黒帯が伸びていてアクセントをつけています。

さて暫く前に 80 年ぶりに増光する過程に入ったのでは?と報告のあった「かんむり座 T 」でしたが、その後はどうなったのか・・と言う事で AAVSO のデータでみてみました。

           かんむり座 T ライトカーブ (~06月12日)

グラフは、約 2年間の光度変化をみています。右の方(緑色)をみると上に跳ねたような箇所が幾つかみられます。これらの変化に伴った報告が「80年ぶりに・・」の基となっています。この頃から観測密度が上がったのが、観測数の数からわかります。皆さん、その変化に注目しているのが手に取るようにわかります。もしかすると一生に一度のチャンスが巡って来るかも?という期待の表れでしょう。

ただ、その時は「まだ来ていない」のかも知れません。

かんむり座は春の星座、段々と季節が進むと星座そのものが太陽の近くに・・太陽のそばに星座がある時は、星座が昼間に空にあって星が観測できません。更に季節が進んで太陽が離れ、再び夜明けの空に「かんむり座」が見えだすのは秋が終わる頃・・80年ぶりの現象は、その時まで待ってくれるのか?世界の天文学者は、毎日ドキドキしながら夜空を見つめています。

どうなるのでしょう・・今夜は今夜しかないのさ!