nyancotan's diary 天体写真 in Hokkaido

スカイウォッチャー DOB GOTO12 ドブソニアン と C14 ★天体写真 & 徒然 ★ ほぼ毎日更新

SN2023abnb in NGC807 さんかく座 混沌

今朝は曇り空・・石狩湾付近には乱れたスパイラル状の発達した雪雲

最新の気象予想資料をみると、悲しくも我が家もその降水域の中

なんだけど・・当たるかが怪しい。

と云っても、こんな時に我が家だけは大丈夫・・なんて考えるのは正常化の偏見

降ると考えて待つ方が、本当に降った時にダメージが小さくなる。

ついでに対処もスムーズに進む。。

能登半島地震津波では、既に亡くなられた方が 100名を超え、不明者は 200名余

歴史に残る大災害になっています。なのに「激甚災害」の指定、未だ無し

何をやっているのか!?それで更に動きやすくなるのに・・

そんな日本国に北朝鮮 金総書記から見舞いの電報、感謝、また彼も人の子ということか

SN2023abnb in NGC807 さんかく座 渦巻銀河 13等級 01月04日19時08分 ISO12800 20x15

昨年末に新天体が ASASSN によって報告され、その後 Ⅰa 型と確定しています。少し銀河中心部に近く、その銀河が 13等級、現れた超新星が 16等級・・と云う事で、写して識別できるのか?怪しいかな~と。。でも写してみる。その一枚が上の画像

さて超新星は識別できるでしょうか?銀河自体も小さいので明瞭には・・と云う感じ、なので拡大 & 反転強調してみると

         SN2023abnb 赤縦横線の交点にある出っ張り

ちなみに ASASSN HP で示されていた識別画像はこちら・・

   一番左のターゲットと云う画像の出っ張りを超新星として報告した模様

ついでに WikiSky から NGC807 を切り出して上の反転強調と同じ処理をすると・・

              NGC807 by WikiSky 反転強調

もちろん銀河中心部に出っ張りはありません。という事で画像処理をすれば識別できるレベルの天体、オリジナルの画像でもなんとなく出っ張りは認められますが、それを新天体だ~!と宣言するのは困難だと感じます。

ASASSN チームは、人間が解析しているのではなく、自動検出を使っているはずなので、上の様な普段の姿と現在の姿を比較して「あり・なし」を判定、検出システムのなせる業なのかも・・。

 夕景 01月06日16時07分 昨日の日の入りは 16時12分、随分戻ってきましたね。