おはようございます。
昨夜は予定通り晴れてくれました。その後、衛星画像とレーダーをちらり
あれっ?もしかして、明日の朝は晴れるかも??で晴れています。ただし”今”は・・
そんな期待を胸に・・午前 4時半過ぎに外へ(望遠鏡は外で待機中)
さらりと雪が降った形跡があるものの、ドンヨリの隙間から月が「今晩は」
シリウスやプロキオンも時々隙間から、木星や火星も雲の脇から顔を出し「今晩は」
ですが肝心の東の空は、雲がとれずスピカさえ現れない。時計の針は無情に進み
午前5時20分・・もう諦めて、曇った空に漸く出てきた金星を記念撮影しようと。。
カメラに手を掛けたその時!!スピカが現れ!更に雲は去ってゆく
午前 5時40分に差し掛かる頃、カメラのフレームに空・星!期待が高まるー
遂に彗星の姿!!という事で・・薄明の中、どうにか挨拶を交わす事が出来ました。
待てば海路の日よりあり。。青空に輝く彗星の姿は今夜UP予定です。
NGC681 & PGC6667(くじら座 棒渦巻銀河)11月12日20時49分 直焦点撮影
DOB GOTO12(30cm反射経緯台 自動追尾)ISO6400 20秒 30枚合成 PENTAX K-01
同反転処理
※ またもや化け物くじらの中に輝く銀河です。NGC681(11等級)は、外観からは棒渦巻銀河だということが判りません。姿はソンブレロ星雲と呼ばれる M104(おとめ座 銀河)に似ていて、銀河を横切る暗黒帯が見えています(って小さいですね)。ちなみに一緒に写りこんだ PGC6667 も銀河の形態分類が SBcd となっていて、棒渦巻銀河でした。こちらは銀河を上?から見た姿なので、なんとなく中央に紡錘形の中心部があるかな?と思いますが、他にも塊の様な明るい部分があるので、スッキリとした感じではありません。また更に小さな姿ですが PGC6637 はレンズ状銀河の様です。おまけは、昨夜写した月、拡大撮影(中央の暗く丸い所は「危難の海」)です。
月(11月28日21時08分)2Xテレコン拡大