nyancotan's diary 天体写真 in Hokkaido

スカイウォッチャー DOB GOTO12 ドブソニアン と C14 ★天体写真 & 徒然 ★ ほぼ毎日更新

10/26 夜 四つの彗星 22P 微か ほか

今朝は曇り、昨日まで二日続いた白い霜の朝は去りました。

今日の予定は夕方から雨・・上層の寒気渦と軸の立った低気圧が極ゆっくりと接近中!

雨が我が家で降るのは、予定より遅れ夜 21時頃になりそう。そんな今日・・

7月27日に亡くなった妄想族の物故者法要を行ってくれる。という事で 14時から参加

新型コロナの感染拡大・行動抑制等々もあり、二年ぶりの開催、ありがたいことです。

さて地元 岩見沢天文台・観測所?建設の噂があります。

機材あり、資材あり、土地もあり・・あとは、という話し

私設なのか?市設なのか?その辺が解りませんが。。恐らく私設

機材の詳細も、土地の所在も知らされていないので、今後の情報待ちですが

どのような方が建設を希望しているのでしょうね・・。

天文台の観測対象や、公開天文台として開放するのか?どんな未来になるのでしょう。

 22P Kopff 彗星 10月26日21時19分 ISO12800 30秒 15枚合成 ピクセル等倍でトリミング

   61P Shajn-Schaldach 彗星 10月26日21時38分 ISO12800 30秒 6枚核基準合成 同処理

     2021 T4 Lemmon 彗星 10月26日22時47分 ISO12800 30秒 13枚核基準合成 処理同

29P Schwassmann-Wachmann 1彗星 10月27日04時29分 ISO12800 30秒 15枚核基準合成

     参考 同 10月21日01時55分 ISO12800 13秒 17枚合成 機材・処理同上

昨日UPした彗星を写した機材を変えて(焦点距離 776mm → 2463mm)暗く小さな彗星を写しています。仮に昨日使った MT160 で写すと・・ざっと、この 1/3 になるはずです。もしかすると存在に気付かずに処理をしてしまう可能性も捨てきれません。さて順に 22P は、随分と暗く微かなイメージに変わりました。左側に拡散したイメージはありますが、核の輝きはキラリという感じにありません。次の 61Pは、小さな星の下の物体、星と混ざり尾があるのか微妙です。次の T4 は核も尾もはっきりとしています。誰がみても尾はこちらに伸びていると指摘できそうです。最後の 29P は、先日(21日)写した時は、フレーム右にある銀河と上下に接近していましたが、今回は左(東)に離れ姿をみることができました。核の輝きはキラリ、尾は扇状に上に拡がっています。もしかすると小さなバーストを起こした姿をみているかも知れません。公式な観測情報がないので???です。それぞれの C14+れ(2463mm)で写したオリジナルは以下の通りです。

       22P Kopff 彗星 10月26日21時19分 ISO12800 30秒 15枚合成

    61P Shajn-Schaldach 彗星 10月26日21時38分 ISO12800 30秒 6枚核基準合成

    2021 T4 Lemmon 彗星 10月26日22時47分 ISO12800 30秒 13枚核基準合成

29P Schwassmann-Wachmann 1彗星 10月27日04時29分 ISO12800 30秒 15枚核基準合成