nyancotan's diary 天体写真 in Hokkaido

スカイウォッチャー DOB GOTO12 ドブソニアン と C14 ★天体写真 & 徒然 ★ ほぼ毎日更新

夜明けの 4惑星 + 1? 2018年3月24日

昨日迎えた快晴の朝から一変、今朝は雨・雪となっています。

まぁこれも予定通りですが、次の晴れ間(星空)が少しずれて 26日宵~27日未明。

ただし、今度こそ夜に霧が発生しそうです。

撮影チャンスは 2回、26日宵空と27日の未明から

また惑星にトライしますが、今度は風が弱ければドブソニアンで。。

もしくは MT160 + コレクター(焦点距離 1330mm)+ 2.5倍 Power Mate で明るい火星を

なぜならば、据付の C14 では、光路に南側の屋根がかぶってしまうことが発覚!!

火星が大接近する夏も更に高度が下がるので、C14 での撮影は困難な状況です。

ある意味、諦めがついて、さっぱりしました。

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木星 03月24日03時37分 C14+x0.63 レデューサー NexImage5 Gain18 50fps 1/60秒 2000コマ合成

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      土星 同日04時51分 機材同上 Gain20 50fps 1/34秒 1000コマ合成

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     火星 同日05時00分 機材同上 Gain12 50fps 1/120秒 1000コマ合成

視直径の大きな木星土星は、ピクセル等倍を 60%縮小して掲載しています。火星は、これでもピクセル等倍。かなり小さな姿でした。辛うじて表面の明暗が入り組んでいる様子がわかる様な。。そんな写りです。南に低い火星と土星は、単純に本州に比べて仰角が 10度ほど低いので、当然ですが大気の影響をもろに受けてしまいます。木星とは撮影時刻が大きく異なるので必ずしも結論付けは適当ではないかもしれませんが、比較的大気の状態は「まし」な方だろうと推測しています。天球上を 30年かけてゆっくり動く土星に至っては、これから暫く観望好機は低空となります。まさか、この為に引っ越す阿呆もいないので、何事も自分の出来る範囲でベストを尽くす。でしょうね。さて惑星つながりで

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 M57 こと座 惑星状星雲 03月24日03時58分 ISO3200 20秒 25枚合成 C14+x0.63 レデューサー

写しながら・・こんなの撮っていて良いのか?と少し考えました。そして、肝心の彗星は青空に消えました。はぁ~、そして写らぬと云えば・・2等級に陥落した水星も。。

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探せども宵の明星のみ 03月24日18時12分 35mmフル換算 79mm ISO200 1/5秒 F8.0 固定

※ ブログタイトルを変更しました。(3/26)