nyancotan's diary 天体写真 in Hokkaido

スカイウォッチャー DOB GOTO12 ドブソニアン と C14 ★天体写真 & 徒然 ★ ほぼ毎日更新

再び眠りについたのか?EG Cnc かに座 矮新星

今朝は小雨・・気圧の谷が通過中も、まだ寒気が弱く降り物は「液体」

午後には「固体」の雪に変わる予定も、上空の風が幸いして、さほど悪さは・・かな。

それでも明日には、先日 50cmの雪を積もらせた寒気と同等の強さに

あとは風の吹くまま・気の向くまま。。30日は 20cmほど積もるだろうが

本当の悪天は、月が明けて 6日以降・・予想が当たれば、3日間で 70cmコースか?

連日の真冬日にも覚悟が必要、そんな真冬がそばに来ている。

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        EG Cnc 2018年ライトカーブ ( AAVSO Home で公開 )

しばらく明け方も深夜も撮影できない状況が続いていて、次の機会は 12月2日夜・・うまくいくと深夜までは手が届くかも。。そう思いながら、そういえば 22年ぶりに増光した EG Cnc は、どうしただろう。と・・。そこで、データの公開をしている AAVSO のHP( EG Cnc ~ こちら https://www.aavso.org/apps/webobs/results/?star=EG+Cnc )でデータを見てみました。すると上の様なライトカーブが現れました(グラフタイムスケール 左側:再増光したころ、右:最近)。これを見ると・・なんとなく、再増光する気配が失われた感じがあります。低位維持的な状況に、もしかすると再び深い眠りについたのかもしれません。もし、これで眠りについたとしたら、次は 20数年あとに目覚めるのでしょうか。。20数年・・星の一生にとっては瞬きするほどの時間なのでしょうが、地球人にとっては一生の 1/4 ほどの時間を費やします。50歳を越えて現象に出会った私は、次は70歳を優に超えてしまいます。その時まで健康でレンズの先の星を眺めていたいものですね。さてグラフにプロットされた一つ一つの点・・最新の機材で色々な新しいデータが取得された証です。このデータから、どんな発見や理論が生まれるのでしょう。それも楽しみです。