今朝は曇り、今日は日中を中心に雨・・雨量も 20mm に届くか
明日は、未明に弱い雨も、次第に曇り空に青空が優勢な状況・・
明後日(09日)は、一日快晴!少し風があるので、風に対応できる機材で。。
明々後日(10日)も晴れスタート、夜には曇るが雨は降らない見込み。
さてそんな天気の中、9日夜明けに小さな彗星を撮影します。
先日来追いかけている 2023A3 紫金山・ATLAS 彗星ではなく、タイトルの 2024S1 ATLAS
この彗星、彗星の知識がある方なら「なま唾もの」
太陽の表面をかすめて通過する「クロイツ族」と呼ばれる、幾つも大彗星を輩出した一族
今回も過去の彗星に負けず劣らず、太陽の表面ギリギリを通過します。
その距離・・地球と太陽の平均距離の 0.008 倍ほど、もちろん水星軌道の内側です。
裏をかえすと猛烈な太陽の熱と太陽風の中を通過するので「崩壊」する可能性も高い
生き残るか?崩壊するか?神様しか知りません。
どんな風に見えるのか?ざっとシミュレーションしてみました。
2024S1 ATLAS 彗星 10月09日夜明け前 右下 赤縦横線の交点に小さな姿
同 太陽に最接近(10/28)をしたあと・・夜明け前の極低空に 10月31日午前 5時45分
同 それから半月ほど 11月15日午前 5時20分 遠ざかる彗星
残念ながら軌道の関係で、みえるのは夜明けの空・・しかも、最接近したあとも含め条件が悪い、漸く撮影しやすい環境になる 11月中旬でも高度は低いまま
どんな姿を見せてくれるのか?崩壊はせずに戻って来るのか?
今週末以降に期待が寄せられている 2023A3 紫金山・ATLAS 彗星とは比べ物にならない大彗星になることを期待して、まぁ期待すればするほど肩透かしを食らうのが彗星の不思議な所・・本当の処、どうなるのでしょうか
ちなみに最新の観測では、夜明け前 うみへび座 11.8 等と観測されています。もちろん、まだ肉眼では見えません・・。