おはようございます。
今朝は、計った様に上空の雲が東へ抜けるタイミングと
空が明るくなるタイミングが・・手も足も出せませんでした。。
そんな今日は風も弱く、夜までは雲ひとつない素晴らしい青空!お出かけ日和です。
と云うことで、今夜は近隣の子供たちの生涯学習企画「親父の焚火の会」へ
30cmの望遠鏡を片手に、お邪魔してきます。
薄雲が拡がる生憎の空ですが・・月と木星位は観望できるかな、と
上空の風は弱いので、高倍率でスッキリとしたクレーターが見られると良いな。。
準惑星マケマケ(136472:Makemake)05月08 & 12日 直焦点撮影(星は赤縦横線の交点)
先日 NASAがハッブル宇宙望遠鏡の画像から、これまで衛星の存在が不明だった準惑星マケマケ(直径 1500kmほど)に寄り添う小さな星を発見しました。そもそも、この準惑星ですが・・私が生まれた頃に「太陽系の惑星」と教科書に載っていた冥王星も今では仲間に入っています。その冥王星を惑星から準惑星(矮惑星)へ降格するきっかけを作ったのが、この星を発見した当の本人 マイケル・ブラウンさん。当時は「やったー太陽系に新たに惑星を発見したー!」で「まてよ、惑星の定義って?はて?」・・時は過ぎて 2006年8月、IAUが結論「冥王星もマケマケも惑星ではありません」となった訳です(詳細は「冥王星を殺したのは私です:著 マイケル・ブラウン」を)。さて準惑星として太陽の周りを巡っている。ということは自ら輝く星(恒星)ではなく、太陽の光を反射している。ということ、地球の「月(直径3500kmほど)」を同じです。その明るさは 17等級。。で写してみました→写りました!ただ、かなり小さな光点です。もし今の冥王星の様に天の川の中に輝いていたら、私は判別できなかったかもしれません。そんな暗い星でした。ちなみに太陽の周りを一周するのに 305年、とても長い時間が必要です(でも、たった 4日で星間の移動がわかります)。ちなみに冥王星も247年余り、私が生まれてから太陽の周りを 1/5 しか回っていません・・色々な意味で宇宙の広さを感じます。
準惑星ハウメア(136108:Haumea)05月08 & 12日 直焦点撮影
そばに同じ準惑星のハウメアがあったので写してみましたが、更に暗く小さな星です。
月 05月12日21時35分 2Xテレコン利用拡大撮影 ISO800 1/400秒 by PENTAX K-01
月(同日の全景:直焦点)
注:マケマケの画像ですが・・12日は 17.8等の恒星と近接していて、星像が伸びた様になっています。